気楽に生きる人・生きられない人の違い

同じ出来事が起こっているのに、傷ついてしまう人と平気でいる人っていますよね。

傷ついて心が病んでしまう傾向のある方は、ネガティブに考えてしまう自分を変えたいと思っているのではないでしょうか?

それでもそんな自分を変えられずに苦しんでいると心が疲れてしまいますよね。

心の疲れは溜めるほど厄介です。いつも傷ついてしまったり落ち込んでしまう人が少しでも平気でいる人に近づけたら、どれだけ気楽に生きていけるかって思いませんか?

では、気楽に生きる人と生きられない人の違いって、なぜ起こるのでしょうか?

根っこにある違いは、「自己肯定感」がどれだけ育っているかに関わってきます。

自己肯定感が高いと、同じ出来事が起こっていても反応の仕方が全く変わります。

なぜなら、自分を否定するという発想がないため、ネガティブに解釈することがなくなるからです。

例えば、誰かが自分のことを見て話をしている場面を想像してみて下さい。

自己肯定感が低い人は「自分の陰口を言っている」とか「何か悪いことでもしてしまっただろうか」と胸がそわそわしてしまい、悪い解釈をしてしまうのに対して、自己肯定感が高いと「自分褒められてるのかな」とか、ただ「何か話しているなぁ」と思うだけに留まり、自分が傷つく解釈をしません。

もう一つ具体例をあげましょう。例えば先輩や上司に変なあだ名をつけられたとしましょう。

自己肯定感が低い人はそれを真に受けてしまい、「自分はそんな変なあだ名をつけられるような人間なんだな・・」「悲しいけどそのあだ名が自分なんだ」とやはり落ち込み、傷つくのに対し、自己肯定感が高いと、「そんなあだ名つけるの止めて下さい」と言い返せたり、ただ「この人は失礼な人だな」と思うことで自分を否定せずにやり過ごせます。

2つの具体例では、自己肯定感の高い人にも低い人にも全く同じ出来事が起こっています。それでも反応の仕方が違うだけでここまで違えば、受けるストレスも当然変わってきますよね。それには自己肯定感が必要になるわけですが、それはいつからでも育てることができます。

私のカウンセリングでは、そんな自己肯定感を高めていくために、安心感と自信の土台を作るためのワークをして自分を受け入れる練習をして頂いたり、人間関係のストレスに悩んでいる方にもその悩みを解消するワークを実践して頂くことで、生きづらい人生を克服して頂くことを目指しています。

気楽に生きる人生にするために、是非自己肯定感を育てて欲しいと思います。今からでもそんな気楽に生きていける人生を送りませんか?